ピンポンパンアルバム 2







ゆきえお姉さんの時代

 ここでピンポンパン3代目の酒井ゆきえお姉さんの時代を迎えます。ゆきえお姉さんの頃から番組はいっそう華やかになり、急激に人気が高まっていきます。ガンちゃん(お兄さんの補佐(?)的な存在でした。)、ビッグマンモスやブチャ(ネコ)、ワンタンといったキャラクターが加わってとてもにぎやかでしたねえ。また数多くの名曲が番組から送り出されました。2代目恭子お姉さんにも増して、明るくて元気いっぱいな雰囲気を持つゆきえお姉さんは、幼児だけでなく年頃の女の子の憧れの存在にもなっていったようです。しかしこの頃は本当に番組に活気がありました。

  ゆきえお姉さん 

 ガンちゃん 当時のキャスト 当時の番組のワンショット

 お姉さんとブチャ(ネコ)  ブチャ  ワンタン

 ゆきえお姉さんが歌った曲の中で僕は「レッツゴーともだち」が一番好きでした。この頃から単に幼児向けの音楽という囲いを越えて、幅広い年齢層が楽しめるような様々なジャンルの曲が多く歌われました。ある意味、その後のピンポンパンの発表する音楽の方向性が確立された時期と言えそうです。

 さて、ここで忘れてはいけないのはピンポンパンから生まれた少年グループ 『ビッグマンモス』です。番組に出演していた園児、そしてテレビの前のちびっ子たちのために一生懸命に歌って踊って楽しませてくれた兄貴たちでした。初代のビッグ・マンモスと僕は同年代です。小学校高学年だった僕はビッグ・マンモスに憧れましたねえ。当時はフジテレビにハガキで応募すれば簡単にメンバーになれるんだと安易に考えていました。(アハハハ....。)そのころ僕は九州に住んでいましたから、毎日東京に通うのは大変だから.....、と理由をつけてあきらめていたのでした。(大恥:爆笑!) いずれにしても明るくて元気のよい彼らの姿は番組に活気と人気の双方をもたらしたことは間違いありません。多くのファンが彼らに会いたいためにチャンネルをオンにしたことでしょう。

  

 そして次に4代目、かおりお姉さんの時代を迎えることになります。(次回に続く。)