ピンポンパン徒然草   第 四 段





 この「ピンポンパン部屋」を立ち上げてから、実に多くの方からいろいろなメールをいただきました。ここではその一部(の内容)を紹介したいと思います。なおメールを下さった方のお名前は控えさせていただきますね。

 つい最近ですが、とても微笑ましいメールをいただきました。現在アメリカ在住で日本人学校に通う息子さんをもつお母さんからのメールです。今度の学校の運動会で「ピンポンパンたいそう」が取り上げられて息子さんが体操を踊ることになったそうです。(あの" ずんずんずんずん、ずんずんずんずんピンポンパポン......" です。)この曲はもう30年も前の歌ですが、今でもこのように使用されるということは、まさに曲が「生きている」ことの証拠ですネ。元気のいい明るい曲ですからお子さんは聴くだけでも十分楽しめるはずです。しかし歌詞に登場する「王選手」ってわかるかな?

 6月にお子さんが誕生予定で、間もなくお父さんになる方からのメールには、胎教代わりにご夫婦二人で久しぶりにピンポンパンの音楽を聴いていると書かれてありました。本当に嬉しいメールです。きっときっと元気で賢いベイビーが誕生しますよ! そしてピンポンパンの音楽を聴きながら育てば感受性の豊かなお子さんに成長されることでしょう。しかし新しい命の誕生って素晴らしいですね。このメールを読ませていただいた時に、その日一日の疲れがいっぺんに吹き飛びましたヨ。(気の早い話ですが、お子さんがお生まれになった後でもピンポンパンの曲をぜひ聴かせてやってください、とお返事を書かせてもらいました。)

 2歳になる息子さんをお持ちのお母さんから。息子さんが『星物語』が大のお気に入りだそうで、パソコンを開くたびに『星物語』を聴かせてくれとせがまれるそうです。『やはりいい曲は小さくてもわかるんですね。』とメールに記されておられました。僕も全くその通りだと思います。純粋な感性は「いいもの、美しいもの」を無意識に感じとります。そして素晴らしい音楽や美しい言葉は子供のイメージ脳(右大脳)の発達に欠かせません。息子さんがこれからも大いにピンポンパンの音楽に親しんでくれることを期待させていただきましょう。(もし息子さんが将来何になりたいかと聞かれて「ビッグ・マンモス!」と答えたらどうしましょうかねえ?(笑))

 最後に。30代の男性から。中学生の頃にお付き合いしていた同級生の彼女がビッグマンモスのファンだったそうです。何とか彼女を喜ばせたくて、親からおこずかいをもらってはピンポンパンのレコードを彼女に買ってあげたり、事情があってビデオが買えなかったので、テレビの前に正座してカメラで写真を撮ったり、カセットテープに音楽を録音したりして彼女にあげていたそうです。(偉いですねえ。涙ぐましいですねえ。)でも残念なことに努力の甲斐なくすぐに別れてしまったとか。だからピンポンパンの曲を聴くたびに青春時代の甘く切ない思い出がよみがえると........、あっ、これ僕自身のことだわ!