思 い 出 の コ − ナ −







かおりお姉さん時代の番組より

 昭和55年8月のかおりお姉さんの時の番組を紹介しましょう。そろそろ夏休みも終わりを迎える頃の放送です。 

『ピンポンパンですよーーっ!』というかおりお姉さんのかけ声で番組は始まります。テーマソング『ともだち いっぱい ピンポンパン』が歌われた後にお姉さんによる当日の番組のテーマの紹介があります。この日は『歌でさよなら夏休み』でした。(このテーマはなんとなく郷愁を感じさせますね。)では、かおりお姉さんの元気な声をお聞きください。

番組のオープニング

 この後にビッグマンモスの『君にタッチダウン』が流れます。ちょっとオマセな歌詞ですが、元気いっぱいに歌われていてとても気持ちよく聴ける曲です。さて、歌が終わると場面が夏の終わりの高原のキャンプ場に変わります。お兄さんを先頭にビッグマンモスがかけ声と共に走ってきます。お兄さんがとてもハツラツとしていて元気なんですねえ。それではお聞きください。

キャンプ場にてお兄さんとビッグマンモス
 

 この場面のあとにお兄さんとビッグマンモスによって『わんぱくマーチ』が歌われます。(いざゆけや仲間たち、目指すはあの丘...... 。という曲です。皆さんきっと聞き覚えのあるものです。)そして曲が終わると場面は海岸(砂浜)に変わりブチャとワンタンの会話になります。

ブチャとワンタンのトーク

 ブチャがお決まりのセリフ『ズルッとなー。』でずっこけると、いきなりビッグマンモスの『おこられました』が始まります。この『おこられました』は不思議な歌です。路地裏の屋台で聴く演歌のような曲で、当時の僕はあまりの違和感に眉をしかめたものでした。(今は何とも思わないですけど。)あっ、思い出した! そう言えば三橋美智也さんの『達者でナ』(わーらーにまみれてよー、育てたくりげー。)をビッグマンモスの一人がソロで歌っていましたね。これはさすがにビックリしました。何とレパートリーの広いことか!

 歌が終わると今度はカータンとブチャとの短いトークがあります。しかしなんですねえ。カータンってちょっと口が悪いですねえ。もっと優しいキャラではないかとずっと思っていたんですけど。

カータンとブチャのトーク

 この後すぐコマーシャルに入ります。再び番組に戻りますがビッグマンモスの歌のコーナーはまだまだ続きます。お姉さんとビッグマンモスの会話の中で次の曲『シーサイドバウンド』が紹介されます。これってタイガースのカヴァーでしたっけ?

お姉さんとビッグマンモス

 曲が終わると今度は視聴者から寄せられたビッグマンモスへの質問を行なうコーナーです。テレビからの録音の状態が大変に悪かったのでパソコンを駆使して音声の鮮明化をはかっていますが、それでも聞き取りにくい部分があると思います。スミマセン。

ビッグマンモスへの質問

 このコーナーが終わると『ヒーローになれ!』が流れます。この曲は名曲です。とても力強く歌われていますので元気が出ますね。ここでビッグマンモスの歌のコーナーは終わりです。コマーシャルをはさんで今度はブチャとワンタンの『ブチャワンショー』が始まります。夏ということもあり怪談をやっているんですね。その名も『夏休みヒヤヒヤ劇場』。題材に雪女が取り上げられています。雪女をワンタンが、そして村の若者をブチャが演じているのですが、会話が実に大笑いなのです。

ブチャワンコーナーオープニング

雪女の劇から

 ブチャワンショーの次はピンポンパン体操『社長さん、スッテンコ』です。体操が終わって番組は終わるわけなのですが、この日は時間が押していたのでしょう、体操終了後すぐにバイバーイ、であっけなく終わってしまいます。ああ、新兵ちゃんの声が懐かしい!

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